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車が故障した!修理と買い替え、どっちがお得?

車が故障した!修理と買い替え、どっちがお得?

自動車は大きな買い物です。いろんな車に乗りたい、という人でなければ、気に入った車を長く乗り続けたいと思うのは当然のことです。しかし、自動車にも寿命はあります。長年乗り続けていれば、人間が歳をとって体が言うことを聞かなくなってくるように、車だって不調になることはあります。部品の劣化は、車の老化現象といえるでしょう。必ずしも目につく場所だけが劣化しているわけではありません。ある日突然、故障してしまうことだって起こりえます。そんな時、果たして修理をした方がよいのか、買い替えた方がよいのか、判断に悩むかもしれません。
今回は、そんな方のために、修理と買い替えのメリット・デメリットを比較してご紹介いたします。

修理を選択するメリットとは?

経済的コストや環境保全も

まずは、なんといっても費用面のメリットです。買い替え、中古車でも最低数十万円、新車となれば数百万円という出費になりますよね。それと比較すると、部品交換や補修等にかかる費用は圧倒的に安く済むことがほとんどです。丸ごと交換するよりも、パーツ交換の方が安いことは容易に想像がつきます。また、そもそもの故障が軽微なものであれば、買い替えるまでもありませんよね。
さらに車を買い替えるとなると、検討にも時間がかかりますが、修理であれば短期で済むことも。とくに日常的に車を使う方にとっては、時間というのも大事な要素です。ディーラーに修理を依頼した場合などには代車を手配してもらえることも多いため、車のない生活を送らないで済むというのも大きなメリットですね。不便を避けたい人には、修理を選択した方がよいといえるでしょう。
そして、もう一つ。近年は環境保全というのも大事な視点になっていますね。たとえば買い替えをするとしたら、故障した車はどうなるでしょう。状態によっては整備して中古車として販売されることもありますが、廃車となれば多くの部品はリサイクルされることになります。ただ、部品をそのまま利用することはできないため、リサイクルの過程ではエネルギーを多く消費し、二酸化炭素(CO2)をはじめとする温室効果ガス(GHG)を発生させることがあります。以前は解体後のプラスチックくずなどが埋め立て処理されていましたが、現在では自動車リサイクル法が施行されているため、環境保全が進んでいます。それでも廃品となる部品が少ないほど、環境負荷は少なくなりますから、修理を選択することで、地球環境にも貢献できるのです。

愛車に長く乗っていられる

また、修理を選択するメリットとして、大事な愛車に乗り続けられるという点があります。お気に入りの車にはできるだけ長く乗っていたいものですよね。長年乗り続けてきた車や、思い出が詰まった車は愛着があるため、そうそう手放す選択肢は取りたくないものです。たとえ買い替えより費用がかかったとしても修理して乗り続けたい、という人もいることでしょう。
車の寿命としては、一般的に走行距離が10万km程度と言われていますが、定期的にメンテナンスをすることで15万km以上走ることもできます。国土交通省の調査によると、自家用車の年間平均走行距離はおよそ1万km。事業用乗用車では約6万kmとなっています。自家用車であれば5年近く寿命が延びると考えれば、大きなメリットと言えるのではないでしょうか。修理によって車の寿命が延びれば、その分愛車と共に過ごせる時間も長くなりますね。

修理を選択するデメリットとは?

故障部位によってはかなりの出費があることも

さて、ここまで修理のメリットについて説明してきましたが、デメリットがないわけではありません。修理は買い替えと比べて費用が安くなるケースがほとんどではありますが、たとえば故障した部位によっては修理費用が高額になることもあります。細かい傷の修理などであれば少額で済みますが、車の心臓ともいうべきエンジンが故障して交換が必要となれば、数十万円の出費となることも考えられます。また、事故などでフレーム自体に歪みが生じた場合は、かなり高額な修復費用がかかってくることでしょう。
また、故障は1箇所とは限りません。修理箇所が増えればその分費用もかさめば、時間もかかってしまいます。修理に必要な部品の取り寄せに時間がかかることもあるでしょう。古い型式の車であればなおさらです。部品の交換時にアップグレードすることも一つの手ですが、古い車に適合しないケースもあるため、修理が最善ではないこともあるのです。

中古車市場での評価が下がる場合がある

修理をする上での問題点はほかにもあります。確かに修理を行うことで、同じ車に長く乗り続けることはできますが、走行距離が長くなればなるほど部品の損耗は激しくなりますし、経年劣化も起こります。つまり、故障が起きる確率も高くなっていくわけです。故障するたびに修理をしていたら、費用はかさむ一方ですよね。短期的には修理の方がお得に見えても、長期的に見たら買い替えの方が安上がりになることがあります。
また、自動車においては「修理」と「修復」は明確に違いが存在しています。あまり意識したことはないかもしれませんが、フレームを直した場合は「修復」、フレームに影響がない場合は「修理」と使い分けられています。この違いが影響してくるのが、中古車として買い取ってもらう際の査定です。
修理しただけであれば査定額への影響はほぼありませんが、修復の場合は査定額が減額されてしまうのです。減額割合はメーカーや車種によっても異なりますが、だいたい元の査定額から2~3割の減額となることが多いようです。減点の基準については、日本自動車査定協会がガイダンスを発行しており、査定は概ねその基準に沿って行われています。車を手放すのであれば、少しでも高く売りたいというのは誰しもが考えることではありますが、修理歴や修復歴については正直に申告しなければ、告知義務違反として損害請求賠償をされる恐れもあります。そのため、修復が必要な時は修復して買取を依頼するよりも、現状での引取で買い替えを選択した方がお得かもしれません。

買い替えを選択するメリットとは?

快適性が向上する

それでは買い替えのメリットについても考えてみましょう。買い替えによる最大のメリット。それはやはり快適性の向上です。機能性や静音性は、新しい車の方が勝っていることが大半でしょう。最近は自動運転といった最新技術も出てきていますし、障害物の自動検知・ブレーキ機能を搭載している車も増えてきており、運転者にとっては最重要ともいうべき安全性も向上しています。安全性が高くなっていれば、事故や故障といったトラブルに見舞われるリスクも減らせますから、修理代も抑えられる可能性が高くなります。命に関わるリスクを低減できるメリットは、計り知れません。誰だって、事故を起こす確率が高い車は敬遠するでしょう。
また、重要な問題となっているCO2の排出量なども、古い型式の車と比較すれば大幅に改善されていることでしょう。電気自動車(EV)や水素といった次世代の脱炭素燃料を利用した車も登場しています。今はまだ、一般的なガソリン車の方が多く、新車であってもガソリンとEVのハイブリッドカーが主流です。国土交通省によると、日本国内のCO2排出量における約17.7%が自動車を含む運輸部門からの排出と考えられています。運輸部門の中では、約85%が自動車によるものであり、そのうち45.7%が自家用車からの排出とされています。数値で見ると、いかに自家用車からのCO2排出量が多いかがわかりますね。とくに古い車であれば、CO2排出量も多いため、環境のことを考えるのであれば、買い替えも立派な選択肢の一つとなります。

ランニングコストが抑えられる

買い替えによるもう一つのメリットが、燃費が向上することによるランニングコストの低減です。自動車の場合、購入時にかかるイニシャルコストのほか、ガソリン代や車検代、駐車場代といった維持費が発生します。また、自動車税も無視できません。環境負荷の低い車に買い替えることで、これらのランニングコストを抑えられる可能性がぐっと上がります。さすがに駐車場代は、車種を変えない限りは大きく変わるものではありませんが、燃費性能は日々向上しているため、新しい車であるほどコストパフォーマンスが高いといえるでしょう。とくに今はガソリン代も高騰していますから、燃費性能がよくなればお財布にも優しいですよね。
世界的に脱炭素化の流れが進む中、水素などの次世代燃料を使った車の普及が課題となっています。そのため、現在は割高な燃料費も今後ますますコストダウンが図られ、国家戦略として2035年頃にはガソリン車の新車販売の廃止も掲げられています。環境負荷の小さい車であれば、自動車税の軽減措置もあります。一方で、CO2排出量の多い古い車であれば、自動車税や自動車重量税が高くなります。自家用車であれば、新規登録から13年経過すると自動車重量税が上がり、18年が経てばさらに上がる重課税措置が取られています。よほどのこだわりがなければ、重課税が発生するこれらのタイミングは買い替え時期として最適といえるでしょう。古い車を大切に乗る意識も大事ですが、地球のことも考えて、新しい車に乗り換えることも、魅力的な選択肢と言えるのではないでしょうか。

買い替えを選択するデメリットとは?

初期費用を含むコスト負担が重い

ただ、買い替えを選択するとなると、ランニングコストは抑えられてもイニシャルコスト、つまり購入時の初期費用が大きいという点がネックになるでしょう。イニシャルコストは自動車の本体価格に、消費税や自動車税、自動車重量税、自賠責保険料といった税金・保険料の法定費用もかかりますし、登録に係る諸費用も発生します。車を購入したことがある方であれば、これらの手続き・支払いをしたことはあるでしょう。自動車税は原則的に一括払いで、明確な理由がなければ分割払いは認められませんし、分割払いは延滞金が発生するケースもありますので、やはり初期費用の負担は大きいと言わざるを得ません。
修理費用と比べ、新車の購入費が上回ることがほとんどだと思いますが、そこに法定費用や諸費用が加算されることで、想定以上の出費となることもあるかもしれません。そのため、買い替えを検討する際には、新車の価格だけでなく、付随して発生する費用についてもしっかり見積もりを取っておくことが大事ですね。

ローン返済には思わぬ落とし穴も

自動車の購入には自動車ローンを組むことも可能ですが、ここで気をつけたいのは、前の車の残債がある場合です。ローンを完済して初めて完全な所有権を得ることになりますので、返済が終わっていなければ完全な所有権の移転が済んでいないため、そもそも売却ができないのです。とはいえ、事故などで買い替えがどうしても必要となるケースもあるでしょう。残債がある場合、所有権をもつ債権者と交渉しなければ勝手に廃車にすることもできません。たいていは所有権の移譲を認めてもらえますが、ローン自体は残るため、支払いは続けなければなりません。新車を購入する費用に加えて、前のローンの返済も加われば相当な費用負担となりますし、新たなローンを組むのも難しいでしょう。買取業者によっては、いわゆる借り換えローンを組んでくれるところもありますが、結局は残債分が新たな返済分に上乗せされるだけなので、返済負担が大きくなることに変わりはありません。
ローンを組むべきかどうかは、経済事情や新車購入の必然性と併せてしっかり検討しないと、最終的に返済ができずに車を失ってしまうことにもなりかねません。

修理の見積もりなら「AI見積もり」

修理がお得か、買い替えがお得か。購入してからの期間が短ければ修理、長年乗り続けてきた車であれば買い替えがお得ということが多いとは思いますが、ケースバイケースです。また、下取りに出した際の査定額によっては早めに買い替えをした方がお得ということもあるかもしれません。ただ、不具合が起きない限りは乗り続けることが多いでしょうし、査定を行うタイミングを見極めるのはなかなか難しいですよね。そんな時、カーテンダーが提供する注目の新サービス「AI見積もりサービス」を使ってみてはいかがでしょうか。
AI見積もりサービス」は、スマホで簡単に修理費用の見積もりが行えるだけでなく、買取価格の見積もりも行ってくれます。画面の指示に従って必要な項目を入力し、画像を添付するだけで、人工知能(AI)が分析して見積もりを出してくれます。膨大な学習データに裏打ちされたAIならではの画像分析能力と各種条件の組み合わせで自動診断を行うため、見積もり額のばらつきも生じません。AIがアドバイスをしてくれるので、修理と買い替えのどちらがお得かを知ることもできます。カーテンダーは全国に提携工場を持ち、店舗にも腕のある整備士が常駐しているため、修理の品質は確保されています。買取実績も25年以上と長く、リユースカーの販売も行っているため、見積もりから修理依頼、買取、乗り換えまでを徹底サポートできる体制が整っています。悩んだ時には、「AI見積もりサービス」を使ってみてはいかがでしょうか。

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